とわという人
何かの弾みで興味深いブログに出会ったときに、私は書いている人のことが気になります。何歳くらいの人だろう?どこに住んでいるのかな?どんな経歴なんだろう? 覗き見趣味みたいでよくないかなあ。でも、そういう背景が見えると、ブログの記事も立体的に見えて味わいが深まりますし、親近感も湧きます。だから、私も軽く(?)自己紹介をしますね。
基本スペック
年齢:昭和34年生まれの天秤座。威張って言いますが、おととし還暦を迎えました。(これを書いている2021年時点で)
住んだ場所:福岡出身、大学からは東京に合計10年ほど住んでいました。青年海外協力隊および国際協力機構の専門家(システムエンジニア職)としてスリランカに2度赴任、 計3年暮らしました。1994年に妊娠3ヶ月の身でオーストラリアのシドニーに移住、以来27年住んでいます。ちなみに永住ビザは、システムエンジニアとして技術者独立ビザを取得しました。
職業:現在は、モンテッソーリ学校で担任クラスを持つ教師。結婚前は、システムエンジニアとして東京の企業に結構かっこよく勤務。移住後に育児で在宅していた時は、フリーランスライターとして、シドニーの情報をリクルート系のウェブサイトに書いていたこともあります。ぐうたらだけど、働かないというのができないタチかも。
家族:救急救命士の長女、自由人の息子、大学生の次女の母親です。50歳半ばでめでたく離婚しました。子供三人と私はチームみたいなもので、それぞれ好きなことは諦めずに、でも、家族を大事に適度に助け合ってやってきています。三人とも、私を大事にしてくれます。
好きなこと:旅行。交通機関の時刻、日程、コスパのいい宿泊先など調べ上げてオリジナルの旅行を作るのが得意です。コロナ直前の2020年1月に、次女と14日間ニュージーランド南島北島両方をレンタカーで回ったのが最新の大物旅行です。ニュージーランド、惚れました!
クラシック音楽:いろいろな演奏家によるベートーベンとショパンを聴くだけで幸せ〜。 ミュージカルも好きで、日本では劇団四季のファンでした。若い頃は読書派で片時も本を離さなかったのですが、今はついYouTubeに流れてしまう。ちょっと情けない。司馬遼太郎さんの作品が好きです。
苦手なこと:掃除。料理。裁縫。早起き。運動。どれも努力したんだけど、天は才能を与えてくれませんでした。
モンテッソーリ教師になったきっかけ
シドニーで第一子、第二子を続けて出産し、近所のプレイグループや日本人ママの集まりに出かけて育児情報を得ているうちに、お母さんたちから幼稚園選びの話題が出ているのに気づきました。なるほど〜。もう幼稚園や小学校のことを考え始めなきゃいけないんだ。旅行の日程を立てるとの一緒で、一旦目標ができると、とことん調べる性格です。記事を読んだり評判を聞いたり実際に見学を申し込んだりして、今私が勤務しているモンテッソーリ学校にぐいっと惹かれました。詳しくは、モンテッソーリ学校>どんな学校?をお読みになってください。ドキドキしながら長女を通わせ始めるうちに、この小さな万国旗は何にするんだろう? 豆の入った陶器の小さな器はなんのためにあるのだろう?と、疑問が止まらず、ついにアシスタントとして働き出し、働きながらモンテッソーリ教師コース受講することにしました。教員資格と合わせて、足掛け9年をかけて必要な資格を取りました。これについては、後編で詳しく書きます。
これから
周囲は引退を始める頃だというのに、まだそんな気分になれません。今の仕事は、気力体力がある限り続けます。オーストラリアには、定年という概念がありません。いろいろ挑戦もしています。東京にいた時も、江戸川区主催の手話講座に通ったのですが、こちらでもオーストラリアの手話であるAuslanを少し学びました。コミュニティ言語として認定されている言語です。手話通訳になれたらかっこいいなあ。金銭に余裕があったら、教師のいない地区などに行って継続的に教えたいなあ。オーストラリアだったら、Thursday Island(木曜島)という、パプアニューギニアに近い大陸の北の外れにあるモンテッソーリ学校でボランティア教師をするのが目標です。青年海外協力隊時代の体質も残っていて、発展途上国のスラムなど幼児教育の行き届いていないところで継続的にモンテッソーリ教育を実施するのも夢です。
(後編に続く)