もくじ
全くの雑記です。
この投稿は、全くの雑記。特にお役に立つ情報もありません。現在のシドニー生活の一端を垣間見られるくらいかしら。
ホエールウォッチングクルーズに関しては、検索すれば、もっと役に立つ記事がたくさんありますよ。
鯨を見るため、クルーズ船に乗って。
6月24日に、お得な観光情報を見つけるのが上手なお友達Nさんから、「明日は、風もなく晴天。1時半発のホエールウォッチング、行きませんか?」と、LINEグループにお知らせが載りました。
スクールホリデイ中で、ほぼ毎日が自由時間の私は、ホイっと参加表明。チケット予約までしてもらって、なんの苦労もすることなく、ちょっと興味のあったホエールウォッチングクルーズに参加することができました。
ホエールウォッチングは、天候次第で見える確率も楽しめる度合いも大きく変わるので、できれば今回のように直前に予約するのが理想的ですね。出港地のシドニー湾ダーリンハーバーまで電車で40分というところに住んでいる地の利です。
シドニーでのホエールウォッチングのシーズン
鯨観光はオーストラリア中のあちこちにあります。日本でも各地にありますね。実は、自宅から車で15分ほどのところにも鯨観察の拠点があり、シーズン中は散歩も兼ねて何回か通います。国立公園入場料のA$7(約560円)がかかるくらいです。
普段なら、大金を払う観光には興味がないのですが、せっかく近いところに住んでいるのだから、一度くらいはクルーズ船から見てみようかな?と思っていて、今回のお誘いに乗ってみました。海岸から見るよりは間近でブリーチングが見られるかもしれないという期待を持って。
ブリーチングというのは、鯨が大きく身を逸らすように海上にジャンプをして背面からザバーン!と入り込むというダイナミックな行為です。
東海岸のシドニーでは5月から11月にかけて(こちらの秋から春の終わりにかけて)、南極の寒さを避ける鯨が繁殖と出産のために北上するのを海岸から見ることができます。小さな仔鯨は脂肪が少なくて、南極近くの冬の水温に耐えられないのです。 北上? そう、南半球では、南側が寒くて、赤道に近い北の方が暖かいのです。
シドニーなどのニューサウスウェールズ州沖合いを北上するのは、ザトウクジラ(ハンプバック鯨Humpback whales)が多いそうです。
北上の最盛期は6月下旬から9月上旬までとのこと。
今回利用したクルーズ会社
今回は、友人Nさんが何回か利用しているWHALE WATCHING SYDNEYという会社のツアーです。夕日が見られるかも、と、写真も上手なNさんが1時半発3時間弱のコースを希望。A$74のコースがA$45、しかも二人だとさらに割引で、結局A$42(約3300円)を払いました。
当日 2021年6月25日
乗ったのは、このクルーズ船。
こういう景色を見ながら、シドニー湾を出て、タスマン海洋上へ。
ずいぶん、鯨さん達と遭遇して楽しみました。
こういう、アボリジナル風の装飾をしたクルーズ船もありました。
鯨と遭遇した後は
これは、全くの余談ですが、鯨観光船の後は、せっかくシティに来たのだから、と 美味しい日本のラーメンを食べて、(私の住んでいる地域は、日本食レストランはありません。)
その後に回転寿司でデザート替わりにいくつか寿司をつまみ、DAISOでロックダウンに備えて、日本のお菓子を買いだめしました。
友人Nさんは、コロナ感染者が急増しているシティで仕事をしているために、当日深夜12時から14日間の自宅隔離が決まっていたのです。私の地域はその時点で自宅隔離の対象ではなかったのですが、急増は止まらず、翌日の午後6時から広範囲のシドニー全域で14日間のロックダウンとなりました。
晴天の元、シドニー洋上を楽しみ、鯨と遭遇して、美味しいものを食べたことで、満足感を保ちながら、ロックダウンに耐えています。
オーストラリアの動物保護の本気度
つい最近見つけたニュースも、載せますね。
オーストラリアでは、動物の保護が大変進んでいます。ホエールウォッチングに関しては、各州によって違いがあるものの、船舶は鯨から一定距離を保たなければならないという法律があります。
NSW州の法律では、動力付き、無しにかかわらずサーフボートなどを含む船舶は、成長した鯨の100m以内、子鯨の場合は300m以内に近づくことは違法です。上空は、ドローンなど無人機では100m以内、小型飛行機は300m以内、ヘリコプターは500m以内に近づいてはいけません。
南オーストラリア州の出来事ですが、32歳の男が、2日にわたってカイトサーフィンで鯨の親子に近づいた動物虐待で逮捕されました。記事はこちらです。